
私が投資を始めようと思ったきっかけは、お金に困っている現状を変えたかった。
の一言に尽きます。
恥ずかしながら私は、お金はあればある分使ってしまうという性分で、結婚してからもどんぶり勘定。貯金も計画的に出来ません。
おかげさまで二人の子どもに恵まれましたが、それぞれ年齢が大きくなってくると、習い事などにお金がかかり、それがネックになります。
悲しいかな。子どもが何か始めたいと言っても、習いごとをさせてあげることができません。
そんな中、授かった三人目の命。
そして、育休に入るタイミングで打ち明けられた夫の退職。
誰にでもしんどい時期がある。
病んでいる夫を引き留めようとは、微塵も思いませんでした。
ただ、このままではいけない。何とかして、自分自身が稼ぎ頭にならないといけない。
そんな強い危機感がありました。
そして経済観念の乏しいまま、親となってしまった自分を、強く恥じました。
そんな一連の出来事が、投資への第一歩となったのです。
精神性が現れるのが投資

お金を増やす方法を調べていく中でキーワードにしたのがこの三つ。
・子育て中で
・場所を選ばずでき
・副業に値しないもの
上記を踏まえて調べた結果、「投資」という答えに至りました。
投資にも色々ある
金、アンティークコイン、事業投資、不動産投資、金融投資・・・
私の職場では副業が禁止されており、見つかると解雇になるリスクがあるので、今から事業を起こすことは出来ない。(資金もない)
そして、もちろん金や不動産などを購入できる預貯金もない。
とすると、金融投資の一択です。
金融投資にも種類がいくつあり、株式、債券、投資信託・・・。
その中でどれがいいか更に調べました。
・初心者
・低予算
上記のキーワードで引っかかったのがFXだったのです。
とは言え、右も左も分からない中で、どうやって始めたらいいか分からない。
そこで、自己流に走るのではなく、ここは思い切ってFXのセミナーを受講することに決めました。
選択の連続
初心者向けのセミナーも複数あり、また選択に迷います。
その中でテクニカル手法で高勝率をうたうセミナーに決めました。
「勝率80%」「初心者でも簡単」「主婦でもできる」という言葉に惹かれたからです。
これで私も貧乏生活から抜けだせる!
そう感じて、明るい未来に心が躍ったのは束の間・・・
その後、投資について調べている中で、「FXは危険」という言葉を目にし、私はぎくりとしました。
主に危険と言われている内容は、投機性の高いギャンブルという視点に立ってのこと。
人によれば、絶対に手を出さない。また、投資するとしても無くなって惜しくない少額のみ。
私は恥ずかしながら、FXのリスクについてよく考えていませんでした。
申し込んだ時点で、予算はおろか、トレードと投資の違いも分かっていない状況だったのです。
とにかく藁にも縋りたい気持ち。それぐらい、精神的に追い込まれていました。
貯金額が底をつきそうな状況で情報収集するのだから、明らかに冷静さに欠けていたと思います。
「簡単」「少額」「初心者向け」そんな言葉に希望を抱き、「楽して儲けたい精神」からセミナーに申し込んでいた自分に気づきました。
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決して投資セミナーを否定しているのではありません。
十分に調べず、浅はかな考えで行動していた自分に、問題があったということ。
この精神性は、間違いなく投資にも影響すると感じました。
投資に関する本を読むと、どれにも共通して出てくる言葉があります。
- 感情に流されてはいけない
- 全ては自己責任(自分で調べ、戦略を立て、行動する)
- 決して不労所得ではない(投資には経験や知恵、労力や時間も必要)
初っ端から早々にやらかしている自分は、投資は向いていないかもしれない・・・
申し込み早々、じわり変な汗が出ました。
投資の世界は甘くない?

最後に、セミナー選びについて少し。
私が申し込みの決め手としたのは、オリエンテーションで実際に語る講師の言葉でした。
- 投資を学ぶ道のりは、決して甘くない
- 楽して儲けることは、絶対に有り得えない
そう断言する講師は、「一万時間の法則」を例に出し、投資で稼ぐ厳しさや必要な精神性について説いてくれた。
すっかり金持ち街道まっしぐらだと夢見心地でいた私は、冷水を掛けられたかの如く目の覚める思いをしました。
実際の投資を学んでいく学習過程から、高勝率をうたう根拠が垣間見え、このセミナーには信頼がおけると判断しました。
最終的には、メリットデメリットを比較し、納得したうえで臨むことができたのは、始めの失敗から、客観的な視点での情報収集に努めたからだと思います。
時は金なり命なり
もう一つ重要視したのが、受講費を払って学ぶということです。
色んな考え方がありますが、誰にでも受講できるような間口の広いセミナーでは、現状を変えられるようなスキルは手に入らない。そう思っています。
ロバート・キヨサキ著「金持ち父さん貧乏父さん」でも、必要な情報はお金を払わないと手に入れられないと言っていますね。
人によっては無料で手に入る情報から学んでいくというスタイルの方もいると思います。
しかし、右も左も分からない私にとって、未経験のスキルを身につけるためには、最低限の出費だと考えました。
自力で学んでいく際の成長スピードと比べれば、二年かかるものを半年に縮めたものだと講師はいいます。それによる成果の現れは雲泥の差だと思いました。
セミナーが始まるのは2025年の4月から。
これからの半年間、私がどう成長していくか。
ぜひ、皆さまに111見守って頂きたいです。
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